2019年10月31日 23:15〜 バスケ・NBAファンには待望のアメトーーク「NBA大好き芸人」が放送されました。1時間の枠でどこまでNBAの魅力をお茶の間に伝えてもらえるかと、勝手にドキドキしていましたが(笑)スーパースターのスーパープレイを中心になかなか良い感じのピックアップだったと思います。
ただ、TwitterでNBAファンのコメントみると、やっぱりもっと語って欲しいとか、推し選手を取り上げてほしかったなど、色々あったと思うのでぜひ #続NBA大好き芸人 などとハッシュタグをつけてNBAの魅力を勝手にPRしちゃいましょう!
それでは、放送内容を振り返ります。
<ネタバレ>になりますので、録画をこれから見るのでみたくないという方は視聴後にどうぞ〜。
アメトーーク「NBA大好き芸人」放送概要
【放送日】2019年10月31日(木)
【時間】23:15〜
【司会】雨上がり決死隊 蛍原徹
【聞き手ゲスト】アンタッチャブル山崎弘也、陣内智則
NBA大好き芸人 出演者と着用ユニフォーム
ハライチ澤部佑(ロサンゼルス・クリッパーズ #2 カワイ・レナード)
ココリコ田中直樹(ミネソタ・ティンバーウルブズ #21 ケビン・ガーネット)
麒麟田村裕(ワシントン・ウィザーズ #8 八村塁)
レイザーラモンRG(1992年バルセロナオリンピック米国代表 #6 パトリック・ユーイング)
ラバーガール飛永翼(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ #25 ベン・シモンズ)
ハナコ岡部大(ヒューストン・ロケッツ #13 ジェームズ・ハーデン)
ブリキカラス小林メロディ(ミルウォーキー・バックス #34 ヤニス・アデトクンボ)
紹介トピック
八村塁
日本国内で今最も話題となるバスケネタと言えば、八村塁選手のNBAドラフト一巡目9位での指名、さらにはウィザーズでの開幕スタメン&大活躍でしょう。番組では中学・高校時代のエピソードを添えながら紹介されていました。
頑張れ八村!狙うはルーキー・オブ・ザ・イヤー!
ステフィン・カリー&クレイ・トンプソン
スプラッシュブラザーズとして、長距離3Pを武器にNBAに革命を起こしたと紹介。カリーの3P成功数記録や日本を訪れた時のエピソードなどを紹介していました。
※GSWの黄金期終了?カリーの骨折心配ですね・・・。
レブロン・ジェームズ
現役最強「キング」としてパワー・テクニックともに最高の選手と紹介。試合を盛り上げる人気ものとして変顔も紹介され、なぜかチョコプラ松尾の写真が登場w
カワイ・レナード
オフェンス・ディフェンスどちらも優れた2ウェイプレイヤーの最高峰で、昨季ラプターズを優勝に導いたと伝説の「4バウンド・ブザービーター」の映像とともに紹介。「クロウ」の相性の通り、大きな手の実物大パネルを紹介。
ビンス・カーター
レジェントダンカーとしてダンクコンテストの映像とともに紹介。「2m超えダンク」の映像も流れてその跳躍力を示すパネルも登場して驚かせた。
※まだまだ現役!
シャキール・オニール
支配的な最強センターとしてシャックアタックでゴールをぶち壊す映像を紹介!
ベンチリアクション
これは選手じゃなくてNBAの楽しみ方としてのベンチワーク。
良いプレイが出たときに、おもくそ盛り上がってコートに入らないように止め合うメンバーの様子を映像と再現で紹介。
ラッセル・ウエストブルック
トリプル・ダブル製造マシーンとしてオールラウンドなスキルの紹介と、ファッショニスタとして会場入りの私服写真を紹介。
※カズレーザーやスギちゃんと比較するのやめれw
ジェームズ・ハーデン
スコアリングマシーンとして恐怖のステップバックスリーを紹介。ハナコ岡部が実践で紹介してたけど、結構うまいw
ハーデン専用守備としての横(もしくは後ろ)につくジャズの変形ディフェンスも紹介。
NBA JAPAN GAMES 2019
バラエティ番組としては唯一事前練習の取材を許されたという貴重映像で、ハナコ岡部さん緊張でジェームズ・ハーデンへの直撃できずwエリック・ゴードンの単独インタビューはできてた。
ヤニス・アデトクンボ
2019年のシーズンMVPで、高身長ながらとてつもない運動能力をもつオールラウンドプレイヤー。その歩幅がいかに大きいかを示す映像を紹介。
驚きのパスセンス
ミックステープ的に見栄えのするパス特集
ジェイソン・キッド
バックボードを使ったアリウープパス
スティーブ・ナッシュ
後ろに目がついているようなおしゃれなパス
マヌ・ジノビリ
意表をつくタイミングの真後ろへのパス
ジェイソン・ウィリアムス
伝説のエルボーパス
アンソニー・デイビス
レイカーズに移籍した「まゆゆ」ことAD。ボランティアでプレゼントを渡すシーンを紹介。
※プレイも見たかった・・・
澤部途中退場して大西ライオン登場w
ハライチ澤部さんは大人の事情で退場
代わりにでてきたのが大西ライオンさんで「代わりこいつで大丈夫か?」「心配ないさ〜」のお決まり炸裂。
最長身長(タッコ・フォール231cm)と最低身長(マグジー・ボーグス160cm)
デリック・ローズ
最後に紹介されたのがデリック・ローズ。新人王・最年少MVPから度重なる怪我でどん底に落ち、近年奇跡の復活で活躍している感動ストーリーを紹介。本当に、ドラマチックだからこの話は多くの人に響いたに違いない。
総評
バスケに詳しくない人にも、今のNBAを広く楽しんでもらうために考えられた構成
バスケ経験者&NBAファンとしてはもっといろんな選手を紹介して欲しいし、あるあるネタも出てくるだろうと思ったんですが、こうして紹介された選手をみると、今回の番組がいかに「今面白いNBA」を紹介することに特化したかということが分かって納得しました。
引退した選手では、シャックがゴール壊したり、アシストレジェント達の華麗なパスシーンだったり、ひと目で食いつくような話題だけを盛り込み、基本的には現役TOP選手にこだわって紹介していると思いました。マイケル・ジョーダンやマジック&バード、さらにその上の世代のレジェンド等を取り上げ始めるとキリがないですからね。
そういう意味で、NBAにハマってもらうためにもとてもよい窓口となった回だと思います!
未来の話もちょっと入れてほしかった・・・
あえて言うなら、これから面白くなるよという意味で若手選手など未来を語るコーナーも盛り込んでもらえたら完璧だったなと思います。たとえば、八村塁選手の紹介の流れで、2way契約の渡辺雄太選手や、GリーグからNBAを目指す馬場雄大選手の紹介もするとか。
はたまた、昨年新人王のルカ・ドンチッチや、その前の新人王ベン・シモンズとか。八村と同期の怪物ザイオンとか(怪我したからタイミング微妙か・・・)
まあ、尺が足りないですねw
まだまだ語りたりないNBAファンのための #続NBA大好き芸人 どうですか?
さて、番組の完成度としては個人的にはとても良かったと思いますが、もともとのバスケ・NBAファンとしては取り上げてほしかった選手・話題がてんこ盛りだと思います。そこで、勝手に #続NBA大好き芸人 ハッシュタグを付けてNBAはあまり詳しくない人にNBAの魅力を紹介するツイートをしてみてはいかがでしょうか?
場外戦なので番組の尺などは気にする必要はないですが、ビギナー向けに良いネタが集まると嬉しいな!
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